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COJのことをかきます。文章量の"圧"あるブログめざします

Q3のデッキ紹介:レベルコントロール

 ご無沙汰してます。Zelf(ぜるふ)です。Q4なったしドヤ顔でブログ書くぞーって色々書き溜めてたんですけど、まとまる前にQ3に昇格してしまいました。どうやら勢いで書ききらないと一生記事を上げられない性分らしいので気をつけます。

 ずっとなにか書き上げたいとは思っていたことと、先日、chomoshさんの記事を読んだとき、その中の「記事が書けるプレイヤーが不足している」という点について、僕にとっても思うところがあったのでいい機会だしまぁひとつ書きあげてみようかな、と軽い気持ちで筆をとった次第です。

 

ちなみに件のちょもすさんの記事はこちら↓↓

chomosh.hatenablog.com

 

 

-------ここから本編-------

はじめに

 今回は昇格の際にAP1万ほど増やしたデッキ、「レベルコントロール」について紹介したいと思います。このアーキタイプは「レベルを上げて」「効果で破壊する」2段階を主軸に据えていて、これらのカードの組み合わせが幅広く、受けづらい攻めを展開することができます。

 なかでも≪幽世のイザナミ≫の効果が強烈で、効果の範囲がレベル3ユニットと狭いものの、破壊+ライフダメージ+回収効果を持つBP6000とまさに"SRの風格"。相手に依存せず効果を使うためにはチャンプアタックを除くとほぼ≪絶妙な挑発≫のみでした。

 今回のPRである≪シャドウメイジ≫は「4枚目以降の≪絶妙な挑発≫」となり、枚数が不足していた「レベルを上げる」効果を持つカードの追加であったため、レベコンというアーキタイプ自体がこれを機に勢力を伸ばしてきたかたちとなりました。

 

 この≪幽世のイザナミ≫によるライフダメージ、また盤面をあけてのアタックが試合を決定付けることも多く、≪幽世のイザナミ≫を試合中にいかに効果的に使えるかがレベコンというデッキの立ち回りの"肝"となります。

 

使用デッキ

 僕が今期使用しているデッキがこちら。

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 ≪ルサルカ≫+≪アルシエル≫のギミックはヤリザさんの色別リプレイを参考にしたもの。≪蠅魔王ベルゼブブ≫や≪戦神・毘沙門≫といった破壊効果に対して≪アルシエル≫の効果でアドバンテージの損失を軽減しながら立ち回ることができます。

 さらに、≪幽世のイザナミ≫や≪破壊少女シヴァ≫といった1ゲーム中に複数回出したい、OC効果を使いたいユニットの回収も狙えます。また、特殊召喚の特性上、横にそれなりのサイズを展開できるため≪人身御供≫への対抗策にもなります。

 ポイント枠は悩みましたが≪ルサルカ≫から特殊召喚した≪イシュタル≫も最大限に活用できる≪グロウウィルス≫を採用しました。

 

 これ以外の型だと≪アルシエル≫,≪ルサルカ≫を外し、≪ミイラくん≫、ポイント要因としての≪イエティ≫を採用し≪創造神機ブラフマー≫に寄せるものが代表的かと思われます。今期であれば青の要素をタッチ採用程度にとどめて、≪トリックメイジ≫や≪ジェスタークロー≫などの道化師に構築を寄せたDOBをAからSまでとっているものも見受けられます。なんもかんも≪荒海のカプリコーン≫って奴が悪いんだ…

 

ゲームプラン(マリガン基準)

先攻

 基本は≪バンシー≫、妥協で≪シャドウメイジ≫。同時にあると強いユニットは≪イシュタル≫,≪ダークテイマー≫,≪紫電≫など。立ち上がりが強くないデッキなので、相手のデッキを予想しながらマリガンできると少し楽になります。

 2T目は少しサーチがぶれて難しいものの、≪イシュタル≫を展開できるのが理想手となります。妥協での≪バンシー≫も悪くないものの、どちらも≪人身御供≫,≪破壊少女シヴァ≫→≪裁きのマーヤ≫と裏目が存在することに注意。

 先攻のときはこちらの場にユニットが残りやすく、チャンプアタックや≪封札の死壊石≫からの≪冥王ハデス≫もしくは≪絶妙な挑発≫→≪幽世のイザナミ≫などでテンポをとりつづけることができ、そのままライフ7点を削りきるイージーウィンのパターンも狙えます。

 

後攻

 ≪イシュタル≫もしくは≪アルシエル≫(+≪ルサルカ≫)。妥協は同様に≪バンシー≫あたりがよさそうです。≪パールヴァティー≫≪イシュタル≫などでこちらの場にウィルスを展開しそうな相手にのみ≪ダークテイマー≫+≪紫電≫がよく刺さります。

 ≪絶妙な挑発≫+軽減≪イシュタル≫で序盤を凌いだり、≪シャドウメイジ≫のチャンプブロックでユニットをレベル3にし、≪幽世のイザナミ≫を警戒させての撤退を誘うことで相手にペースを握らせないようにすることが重要です。

 わかりやすい後攻を捲るポイントとしては≪冥王ハデス≫や≪幽世のイザナミ≫による全体除去があります。≪創造神機ブラフマー≫などで相手の除去を追いつかなくさせるのも有効です。

 後攻のときは、ユニットを並べる性質上≪破壊少女シヴァ≫や≪ライブオンステージ≫などに気をつけ、ターンを返す前にユニットを撤退させるかどうか少し考えるようにしましょう。

 

アーキタイプ対策

 アーキタイプ別に分類します。Q4での環境を中心に比較的よく見るデッキに対する立ち回りをまとめています。

 

対緑系(盗賊、侍)(有利)

 デッキ相性的に大幅有利となります。序盤に≪神域のジャンヌ≫などを並べられてからの綾花4≪セイクリッドフィールド≫で上から押し込まれる負けパターンに注意して、チャンプブロックなどから≪冥王ハデス≫で一気に返すのが理想です。≪闇神・ツクヨミ≫で加護などのアビリティを剥がすのも強く、そこから一気にテンポをとれることもあります。

 

対黄単(微有利)

  赤黄よりも"焼き"の要素が弱く、レベコンとしてはやりやすくなっている印象。≪戦神・毘沙門≫が(2週目を考慮しなければ)3枚しか入っていないので、相手のリソースが尽きたかな?というタイミングで≪創造神機ブラフマー≫を投げれば勝ちにぐっと近づけると思います。≪パールヴァティー≫のウィルスを≪ダークテイマー≫で破壊できれば後攻でもじっくり試合を展開することができます。

 

対トリガーロスト(五分~微有利)

 一見不利なマッチアップに思えるものの、≪イシュタル≫+≪封札の死壊石≫を利用した損失のない単体除去、及び≪ルサルカ≫+≪アルシエル≫のギミックにより消耗戦に強く、長期戦に持ち込むのが得意なデッキなので色の見た目より不利には感じないはずです。≪創造神機ブラフマー≫からアドバンテージ差を突き放すこともでき個人的にはやや有利まであるかなと考えています。

 

対赤黄(五分~微不利)

 盤面がとりづらい≒アタックでの得点が難しいため、≪幽世のイザナミ≫や≪虹色のキャンバス≫,OCユニットでしっかり得点することを意識することが重要です。特に後攻の場合、序盤のライフロスを返せないまま≪人身御供≫や≪戦神・毘沙門≫などで逃げ切られることもあり、注意が必要です。JOKER≪ライズアンドシャイン≫からの≪献身のフェリア≫などのスピードムーブを採用している型もあり、こちらはやや不利~不利くらいのダイヤグラムに感じるかもしれません。

 

対青系(レベコン、海洋)(五分~構築によって微不利)

 序盤の除去の制し合いがそのまま勝敗につながることも多く、≪幽世のイザナミ≫を先に展開したり、≪紫電≫や≪冥王ハデス≫でテンポをとりにいくことを意識して立ち回るといいと思います。後手1T目≪イシュタル≫に対しての≪ダークテイマー≫+≪紫電≫は決まるとイージーウィンが狙えますが確率は低め。対海洋は≪大魔導士リーナ≫や≪虹色のキャンバス≫からの失点にも注意しましょう。

 

ハンデス(微不利)

  ≪絶妙な挑発≫を発動しても≪タナトス≫にハンデスされたり、≪ヒュプノス≫の隠されたレベル3の効果を使われたり、≪闇神・ツクヨミ≫で沈黙を与えられたりと厳しめのマッチアップとなります。またカードの組み合わせで立ち回るデッキのため、ハンデスによる妨害が刺さりやすくもあります。≪幽世のイザナミ≫を場に立てておけば≪ポイズンディナー≫のハンデス後に回収効果が発動するため余裕があれば狙っていきたいところです。

 

対アリアン珍獣(不利)

 大幅不利~無理めのマッチ。相手の回し方が上手くないことを祈りながら右下の顔を長押ししましょう。ミイラくん≫採用型ならワンチャンスをつくることができるかもしれません。破壊少女シヴァ≫に全てを託せ

 

 

おわりに

 僕の考える「レベコン紹介」、いかがだったでしょうか。まだ「レベルコントロール」というデッキ自体登場してから日が浅く、未完成なアーキタイプであるといえます。トッププレイヤーの方々も試行錯誤しながら調整を重ねている上、赤黄のようにテンプレート、のような構築も現時点では存在していないため、頂上やランカーリプレイをチェックしながら最強の構築をを探す、というのも楽しいかもしれません。僕もいつかランカーリプレイのってドヤ顔したいものです…。

 

 

 それでは、全国対戦でお会いしましょう!ここまで読んでくださってありがとうございましたっ!